貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3992 ニーズウェル

東証P
374円
前日比
-7
-1.84%
PTS
366.1円
17:13 05/31
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.7 3.50 2.41 55.72
時価総額 152億円
比較される銘柄
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ニーズウェル Research Memo(2):「業務系システム開発」を主力にした独立系システムインテグレータ企業(1)


■会社概要

1. 会社概要
ニーズウェル<3992>は、金融系システム開発を中心として、基幹業務に関わるシステム開発である「業務系システム開発」、サーバー等のハードウェアの環境設計・構築・導入の実施及びネットワーク環境に通信機器の設定を行う「基盤構築」、インターネットで接続された精密機器等で収集したデータを業務系システムに連動させて活用する「コネクテッド開発」、5Gとテレワークで重要な情報セキュリティ対策をサポートするなどの「ソリューション」の4つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である。

同社は、主力の「業務系システム開発」の中でも生命保険・損害保険分野に強みを持ち、銀行・クレジットカード・証券で多数の実績を誇り、2022年9月期には生命保険会社・大手ホテル・通信キャリアなどエンドユーザーとの直接取引が、同社の売上構成比の65.3%を占めている。

2. 沿革
1986年10月に同社は、経営計画の策定・改善業務・システム概要設計等の事業開発を行う経営コンサルティングを主要な業務として前 代表取締役会長の故・佐藤一男(さとうかずお)氏により設立された。1992年8月、IT化が時代とともに進みシステムの需要が増加したため、システム部を創設し、経営コンサルティングからシステム開発まで業容を拡大し、現在も主力である「業務系システム開発」のサービスを開始した。2012年10月には「基盤構築」のサービスを開始、2013年4月には現在の「コネクテッド開発」の前身となる「組込系開発」のサービスを開始した。2017年9月には東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場した。2017年10月には現在の「ソリューション」の前身となる「ソリューション・商品等売上」のサービスを開始した。2018年6月には東証第二部に市場変更を行い、2019年6月には東証第一部に移行した。2021年3月には、現在の持分法適用会社である総研システムズの発行済株式数の18.7%を取得し、2021年10月には零壱製作の発行済株式の70%を取得した。2022年4月には東証の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行した。2022年10月には現在の連結子会社であるビー・オー・スタジオ及びコムソフトの全株式を取得した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《YI》

 提供:フィスコ

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