ギックス---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、業績予想の上方修正を発表
ギックス<9219>は4 月28日、2023年6月期第3四半期(22年7月-23年3月)決算を発表した。売上高が前年同期比73.2%増の12.75億円、営業利益が同619.2%増の3.38億円、経常利益が同675.7%増の3.38億円、四半期純利益が同721.7%増の2.31億円となった。
当第3四半期累計期間においても「データインフォームド」の思想に共感する多くのクライアント企業から価値提供の機会を得た。特に、従前より取引のある大手クライアント企業において、既取引部門・取り組み中の領域におけるDIサービスの利用継続・拡大(縦展開)及び、同社内の未取引部門・新規領域へのDIサービスの提供(横展開)が順調に進展した。それにより、各社におけるデータインフォームドの思想の浸透が進み、多くの案件を受注するに至った。また、並行して推進している導入事例の他社への展開(新規顧客開拓)も相まって、前年を上回る売上成長を達成した。DIプロダクトサービス「マイグル」の拡販及び機能強化においては、スマートフォンアプリ「LINE」から参加できる「LINEミニアプリ版」や、各ユーザーに合ったコースを提案しスケジュールを作成する「AIプランナー」をリリースする等、機能強化のための継続投資を実施するとともに、複数のキャンペーンを高頻度に実施したいクライアント企業のニーズに応えた「サブスクリプションプラン」の提供も開始している。
2023年6月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比58.0%増(前回予想比13.6%増)の16.70億円、営業利益が同227.4%増(同55.6%増)の3.24億円、経常利益が同244.3%増(同55.9%増)の3.23億円、当期純利益が同211.7%増(同60.2%増)の2.26億円としている。
《YI》
提供:フィスコ