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株価指数先物【引け後コメント】 日銀会合の結果受けたヘッジ外す動きは一巡、次はFOMCの結果待ち


大阪6月限
日経225先物 28870 +430 (+1.51%)
TOPIX先物 2058.0 +28.0 (+1.37%)

 日経225先物(6月限)は前日比430円高の2万8870円で取引を終了。寄り付きは2万8720円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8710円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。買い一巡後は軟化し、前場中盤には一時2万8490円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、2万8500円水準を支持線に前場終盤にかけてはショートカバーが入り、2万8680円まで買い戻された。後場は日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、いったんは2万8530円まで上げ幅を縮めたものの、日銀会合の結果を受けてショートカバーの動きが強まり、終盤にかけて2万8870円まで買われ、高値引けとなった。

 日経225先物は買い先行で始まったが、決算を受けて時間外取引で一時10%近く上昇したアマゾン・ドット・コム<AMZN>が、その後下落に転じたことで、短期的なショートを誘い込んだようだ。ただし、2万8500円水準での底堅さが見られるなかで買い戻され、再びボリンジャーバンドの+1σを回復。後場は日銀会合の結果を受けてショートカバーが強まった。

 4月25日に付けた2万8800円に迫るなか、利食いに押される場面もあったが、日銀会合でこれまでの金融政策の点検・検証に1年から1年半程度を充てる方針が示されると、今年度中の政策変更はないと受け止められ、終盤にかけてショートポジションを圧縮する動きが一段と強まったようだ。オプション権利行使価格の2万8500円~2万8875円のレンジ推移ではあったが、レンジ上限で終えており、今後は節目の2万9000円が意識されてきそうだ。

 とはいえ、日銀会合を控えてのヘッジを外す動きは一巡したことから、次は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた米国市場の動向を待つことになる。国内では大型連休に入ったほか、5月第2週は決算発表のピークとなるため、積極的なポジションは取りづらく、押し目狙いのスタンスになりそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.02倍だった。前場には13.96倍まで低下したが、日銀会合の結果を受けてインデックスに絡んだ買いが断続的に入っており、一時14.04倍まで上昇した。ただし、14.01倍辺りに位置する25日移動平均線を挟んだ推移が続いているため、NTスプレッド狙いのトレードは限られるだろう。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが2380枚、ドイツが730枚、モルガンSが640枚、ソジェンが510枚程度の売り越しに対して、SBIが1500枚、野村が890枚、JPモルガンが850枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが2290枚、JPモルガンが1940枚、ABNアムロが880枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが2730枚、UBSが1070枚、SBIが1000枚、モルガンSが810枚程度の買い越しだった。

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