TDSE---GPT-4機能を標準搭載した対話型AIプラットフォームCognigyの最新バージョンの提供を開始
TDSE<7046>は26日、OpenAI社のGPT-4機能を標準搭載した対話型AIプラットフォームCognigyの最新バージョンの提供を開始したと発表した。
これは、GPT-4の生成AI技術を標準搭載し、より効率的に対話型AIの開発が可能になったもので、従来のNLPやNLU技術では、AIの精度を高めるためにチャットボット導入時に多くのQuestionとAnswerの文章を準備する必要があり、大きな負担となっていた。
今回新たに提供されるCognigyは、学習用の一般的な問合せを自動生成することができ、企業特有の規約やマニュアルに関しては、独自AIである「TDSE QAジェネレーター」にて、自動的に大量のQAリストがセキュリティ保護も配慮したうえで生成でき、回答精度の高い自然文でのやり取りができる。同社では、これら技術革新により、今まで難しかった有人オペレーター対応業務の効率化など、多様な用途への活用が期待できるという。
なお、最近ChatGPTを利用したチャットボットにフィルターをかけて文書生成するサービスが増え、一部で倫理上の懸念事項が残るなか、同社取組は、最新GPT-4の生成AI機能とCognigyが持つAI制御機能を活用した取組であり、情報保護の観点も考慮した企業独自の対話AIシステム構築が可能になるとしている。
《SI》
提供:フィスコ