三井住友建設が3日ぶりに反落、前期最終赤字額の拡大見通しを嫌気
三井住友建設<1821>が3日ぶりに反落した。前週末21日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終赤字額がこれまでの見通しの205億円を上回る259億円となったようだと発表し、嫌気されたようだ。前の期は70億2200万円の最終赤字だった。
国内土木工事が順調に進捗したことを受け、23年3月期の売上高は計画の4550億円から4570億円(前の期比13.3%増)に上振れて着地した見込み。半面、現在施工中の工場製作部材を使った急速施工工法を採用する国内大型建築工事において、施工図面の作成遅れなどにより工程遅延が発生した。また、一部部材が工場検査で不合格となり更なる工程遅延が発生するなか、部材生産ラインの増強と品質確保のための追加費用、工程回復費用などが発生する見込みとなったという。
出所:MINKABU PRESS
国内土木工事が順調に進捗したことを受け、23年3月期の売上高は計画の4550億円から4570億円(前の期比13.3%増)に上振れて着地した見込み。半面、現在施工中の工場製作部材を使った急速施工工法を採用する国内大型建築工事において、施工図面の作成遅れなどにより工程遅延が発生した。また、一部部材が工場検査で不合格となり更なる工程遅延が発生するなか、部材生産ラインの増強と品質確保のための追加費用、工程回復費用などが発生する見込みとなったという。
出所:MINKABU PRESS