東京製鉄が4日ぶり急反落、24年3月期の最終減益計画を嫌気
東京製鐵<5423>が4日ぶり急反落。前週末21日の取引終了後、23年3月期の単体決算にあわせ、24年3月期の業績見通しを開示した。今期の売上高は前期比6.6%増の3850億円の一方、最終利益は同31.9%減の210億円を見込む。最終減益の計画を嫌気した売りが優勢となったようだ。
年間配当は同横ばいの40円を予定する。今期の国内の鋼材需要は引き続き堅調に推移するとみる一方、主原料・諸資材価格の高止まりなどが懸念されるといい、コストダウンを図り競争力の強化を目指す。
23年3月期の決算は、売上高が前の期比33.4%増の3612億4500万円、最終利益は同3.4%減の308億4800万円だった。製品出荷数量の増加と、出荷単価の上昇により売上高は過去最高となった。半面、鉄スクラップやエネルギー・諸資材の購入価格の高騰が響いたほか、繰り延べ税金資産の取り崩しに伴い、税金費用が増加した。
出所:MINKABU PRESS
年間配当は同横ばいの40円を予定する。今期の国内の鋼材需要は引き続き堅調に推移するとみる一方、主原料・諸資材価格の高止まりなどが懸念されるといい、コストダウンを図り競争力の強化を目指す。
23年3月期の決算は、売上高が前の期比33.4%増の3612億4500万円、最終利益は同3.4%減の308億4800万円だった。製品出荷数量の増加と、出荷単価の上昇により売上高は過去最高となった。半面、鉄スクラップやエネルギー・諸資材の購入価格の高騰が響いたほか、繰り延べ税金資産の取り崩しに伴い、税金費用が増加した。
出所:MINKABU PRESS