ココナラ---2Qは2ケタ増収、各セグメントともに売上高が順調に増加
ココナラ<4176>は14日、2023年8月期第2四半期(22年9月-23年2月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比22.8%増の21.95億円、営業損失が1.48億円(前年同期は4.48億円の損失)、経常損失が1.92億円(同4.47億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.07億円(同4.47億円の損失)となった。
同社はユーザーの利便性を高めるためのプロダクト機能開発に注力している。2022年12月には出品者が公開したスケジュールから日時指定で購入できる「予約機能」を追加し、2023年1月には出品者自身が新規顧客を獲得または既存顧客へのリピート販売を促進するための「クーポン配布機能」を導入した。
ココナラの営業収益は前年同期比20.6%増の19.47億円、セグメント損失は1.58億円(前年同期は4.32億円の損失)となった。「ココナラ」においては、同社が注力するビジネス領域を拡大するため、セールスや外部とのアライアンスによるユーザー獲得強化を進めている。
ココナラ法律相談の営業収益は同43.6%増の2.47億円、セグメント利益は0.23億円(同0.12億円の損失)となった。 「ココナラ法律相談」においては、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量ともに順調であることから有料登録弁護士数が拡大しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料も成長している。
2023年8月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比25.1%増の48.00億円、営業損失が7.00億円、経常損失が7.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が6.45億円とする期初計画を据え置いている。
《YI》
提供:フィスコ