アクシージア Research Memo(6):研究開発及び生産能力向上の推進などに注力
■成長戦略・トピックス
1. 研究開発、生産能力の向上
2023年7月期第2四半期累計では、主力ブランドの「AXXZIA」で5点(「トリートメントマスク」3点、目もとケア製品2点)の新製品を上市した。アクシージア<4936>は製品開発サイクルの速さに定評があり、ヒーロープロダクツを継続して生み出し、育成することに貢献している。ユイット・ラボラトリーズの子会社化を契機にR&Dも強化しており、2022年11月には化粧品・医薬部外品の研究開発施設「アクシージア R&Dセンター」を設立した。ユイット・ラボラトリーズの製造機能を有効活用し、成分研究や独自処方開発を究め、顧客満足度の高い製品をさらにスピード感をもって開発していく。また、生産能力の向上を目指し、2023年3月よりユイット・ラボラトリーズの八ヶ岳工場で同社製品(新製品)の受託製造を開始している。研究開発及び生産能力の向上により、製品開発サイクルやコスト面でのメリットが期待できる。
2. 直営店舗展開
国内では、「AXXZIA GINZA SIX店」の2023年7月期第2四半期(2022年11月~2023年1月)の売上が前年同期比558.3%増となるなど、インバウンド需要に回復の兆しが見える。このため、同社はアフターコロナに向けた施策として直営店舗の展開に注力している。全国約10店舗(旗艦店及びポップアップ店舗)体制を目指し、2023年1月に国内2店舗目となる直営店舗「AXXZIA 羽田エアポートガーデン店」を羽田空港国際線ターミナル内に、同年3月に関西エリア初の直営店舗「AXXZIA 大丸心斎橋店」をオープンした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
《NS》
提供:フィスコ