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<動意株・5日>(大引け)=住信SBI銀、いい生活、KTKなど

 住信SBIネット銀行<7163>=物色人気。同社は3月29日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄。インターネット専業銀行である同社の初値は公開価格1200円を1.8%上回る1222円だった。翌30日は終値が1185円と公開価格を下回ったが、その後は急速に値を上げ、きょうは一時1400円台まで買われた。23年3月期の連結純利益は前の期比13.4%増の194億円と最高益を更新の見込み。株式上場した3月下旬は金融システム不安が警戒され、銀行株に対しては積極的な買いは手控える動きも出ていた。しかし、足もとで金融不安が後退し、直近IPO銘柄への物色機運も強まるなか、同社株には買いが流入している。

 いい生活<3796>=3日ぶり反発。この日の午前中、今年10月からのインボイス制度開始に向けた対応の第1弾を実施したと発表。賃貸管理システム「いい生活賃貸管理クラウド」で、インボイス発行にあたる各種シーンへの対応の第1弾として「適格請求書発行事業者登録番号」の入力枠を追加した。また今後は、標準機能としてのバージョンアップ、追加オプション機能含めて、インボイス対応帳票テンプレートの追加や、インボイス制度に対応した消費税額計算機能の追加などを10月までには対応が完了するように準備を進めるとしている。

 ケイティケイ<3035>=大幅高で5日続伸。4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(22年8月21日~23年2月20日)連結決算が、売上高86億3900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益1億9000万円(同27.3%増)、純利益1億5400万円(同15.3%増)となり、従来予想の営業利益1億8000万円を上回って着地したことが好感されている。環境衛生商品の需要減退やペーパーレス化による製品需要量の減少が売り上げに影響を及ぼしたものの、成長事業と位置付けるITソリューション事業で、デジタルマーケティングを生かしたEC事業の成長が大きく貢献した。また、高騰が続く原材料費や仕入れ原価に対して、販売価格を改定したことも寄与した。同時に、株主優待制度を新設すると発表。毎年8月20日時点で20単元(2000株)以上を保有する株主を対象に、特設サイトで好みの優待商品と交換できる株主優待ポイントを付与する予定で、詳細は今後決定する。

 GMB<7214>=上げ足強め4ケタ大台乗せ。駆動系やエンジン部品を中心とする独立系自動車部品メーカーだが、海外売上比率が9割近くに達する。特に韓国・現代自動車との取引のウエートが高く、韓国関連株との切り口で人気素地を開花させた。ポイントとなっているのは株価指標面での割安さ。特にPBRの低さが際立っており、時価換算で0.2倍台前半と超割安圏に放置された状態にある。業績もトップラインの伸びが著しい。株式需給面では信用買い残が少ないことが上値の軽さにつながっているもようだ。

 ブロッコリー<2706>=大幅続伸で年初来高値更新。4日の取引終了後、23年2月期の単独業績について、売上高が58億円から60億円(前の期比8.6%減)へ、営業利益が1億円から2億円(同29.3%減)へ、純利益が6000万円から9000万円(同46.4%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。各製品の売り上げ施策が奏功したことに加えて、経費の削減、製造原価や販売価格の見直しなどを進めたことが寄与した。また、「うたの☆プリンスさまっ♪」関連で、3Dライブ製作委員会や劇場版アニメ製作委員会のロイヤルティー収入の一部を受けたことも貢献した。

 東洋建設<1890>=活況高。4日の取引終了後、24年3月期の年間配当を63円とする予定だと発表した。前期の見通しに比べ38円の増配とする計画。また、23年度を初年度とする5カ年の中期経営計画期間における株主還元方針の詳細を決め、23~25年度の配当性向を100%とすることとした。これらを好感した買いが入ったようだ。26年度以降は自己資本比率40%を目安に積極的な配当を継続する方針。中期計画期間は下限で50円の配当を実行する。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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