第一生命HDが堅調、10年債入札結果「弱め」で国内長期金利に上昇圧力
第一生命ホールディングス<8750>が堅調。後場にこの日の高値をつけた。財務省は4日、10年債入札を実施した。新規オープン発行で、表面利率は年0.5%で据え置かれた。日銀の金融政策の方向性を見極めたいとの投資家心理が働くなかにあって、入札結果は弱めと受け止められ、足もとの債券相場には下落(金利は上昇)圧力が掛かっている。同社株に対しては、金利の上昇による運用環境の改善効果への思惑をもとにした買いが入ったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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