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銀行のストレスが今後実体経済へ波及との指摘 バリューからグロースへの移行を推奨も=米国株

 米地銀やクレディスイスなどの救済策が発表された。本日は銀行株にも買い戻しが入っているようだが、金融システムへの不安は完全には払しょくされていない。ファースト・リパブリック<FRC>は、S&Pグローバルが同社の格付けを引き下げ、再び急落している。

 今回の銀行セクターへのストレスは今後、実体経済へ波及するとの指摘もストラテジストからは出ている。金融システムへの不安は徐々に解消され、株式市場は短期的に反発する可能性はある。しかし、長期的にはさらなる実体経済への不安が予想されるという。そのため、長期投資を推奨するほか、セクターではバリューからグロース、ハイテクからソフトウエアへの移行を推奨している。また、レバレッジの縮小も指摘。

 信用スプレッドの拡大と銀行の低パフォーマンスはタフな組み合わせだという。米地方銀行は商業用不動産への貸し出しが多いが、融資の厳格化から資金繰りがタイトになることが予想される。労働集約的な建設業も圧迫される可能性があり、成長は圧迫され、雇用へのリスクもあると見ているという。銀行のストレスから予想される資本や行動への影響は、今後、実体経済にも波及する可能性が高いとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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