JR東日本など逆行高、経済再開を追い風とするディフェンシブへの資金シフトを反映
JR東日本<9020>、JR東海<9022>がいずれも全体波乱相場に抗して上値指向を続けている。前日の欧州株市場の急落や依然として不安定な米国株市場を横にらみに東京市場もリスク回避目的の売りがかさむ状況にある。そのなか、両銘柄とも海外市場の動向や為替動向に左右されにくい内需株で、リオープン(経済正常化)の流れにも乗るディフェンシブストックとして投資資金の逃避先となっているようだ。ヘッジファンドなどのロング・ショート戦略の巻き戻しの動きも株価に反映されている可能性がある。両銘柄の株価は3月に入ってから底離れの動きを明確にしており、特にJR東日本は目先中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を上回ってきた。
出所:MINKABU PRESS
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