ソフトバンクGは3日続落、米銀破綻の余波で5000円大台ラインも視界に
ソフトバンクグループ<9984>が3日続落。前週末に大陰線で下放れたが、今週に入ってからも全体波乱相場に引きずられ、下値を切り下げる動きを続けている。米銀の相次ぐ破綻でリスク回避ムードが強まっているが、同社は米ハイテク系グロース株のほか、ベンチャー企業への投資を積極的に行っていることから、足もとの収益環境に逆風が意識されている。株式需給面では信用買い残が増加傾向を続けており、直近データでは900万株を超え信用倍率は3.57倍まで拡大、個人投資家の見切り売りを誘発しやすい状況だ。5000円大台攻防となるかどうかが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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