南都銀が急落、外債中心の損失処理で今期最終益66%減に見通し引き下げ
南都銀行<8367>が急落した。前週末10日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の修正を発表した。純利益の見通しは120億円から40億円(前期比66.3%減)に引き下げた。米銀の破綻を受けた金融セクター全体への売りが国内にも波及するなか、南都銀株に対しては今回の発表を嫌気した売りも加わり、下げ足を速めた。
22年10月以降の有価証券運用で外国債券を中心にポートフォリオの再構築を進めるなか、10~12月期に計上した損失に加え、23年1~3月期においても逆ザヤとなっている外国債券を中心に損失処理を行う。期末配当予想は1株73円(年間では113円)で据え置く。
出所:MINKABU PRESS
22年10月以降の有価証券運用で外国債券を中心にポートフォリオの再構築を進めるなか、10~12月期に計上した損失に加え、23年1~3月期においても逆ザヤとなっている外国債券を中心に損失処理を行う。期末配当予想は1株73円(年間では113円)で据え置く。
出所:MINKABU PRESS