精養軒がカイ気配スタート、上場廃止後に1株1200円でスクイーズアウトへ
精養軒<9734>がカイ気配スタート。前週末10日の取引終了後、同社株12万2500株を1株とする株主併合について、4月27日の定時株主総会で諮ると発表した。上場廃止を前提とする。5月19日に予定する上場廃止後、1株未満の端株に関して強制買い取り(スクイーズアウト)を実施。買い取り価格は、株式併合前の1株につき1200円としており、この価格を意識した買いが入ったようだ。
非公開後の株主は、福島育英会と三井不動産<8801>、根津育英会武蔵学園及び根津公一氏となる見込み。老朽化する上野本店の大規模リニューアルの具体化に迫られるなか、投資により短期的に利益水準の低下とキャッシュ・フローの悪化が起きるリスクがあり、株価下落による株主への悪影響がある可能性が否定できないと判断し、今回の手続きを決めた。東京証券取引所は10日、同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
出所:MINKABU PRESS
非公開後の株主は、福島育英会と三井不動産<8801>、根津育英会武蔵学園及び根津公一氏となる見込み。老朽化する上野本店の大規模リニューアルの具体化に迫られるなか、投資により短期的に利益水準の低下とキャッシュ・フローの悪化が起きるリスクがあり、株価下落による株主への悪影響がある可能性が否定できないと判断し、今回の手続きを決めた。東京証券取引所は10日、同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
出所:MINKABU PRESS