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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6707 サンケン電気

東証P
5,660円
前日比
-85
-1.48%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.0 0.92 6.97
時価総額 1,421億円
比較される銘柄
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パナHD

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<動意株・9日>(大引け)=Jテック・C、トレファクなど

 ジェイテックコーポレーション<3446>=4日ぶり大幅反発。今週に入り調整色をみせていたが、目先売り物が一巡し75日移動平均線との上方カイ離修正を経て再浮上の兆しを見せている。理化学研究所向けを中心にナノレベルでも最先端を行く超高精度X線集光ミラーを納入。更に新規に立ち上げた機器開発事業では半導体向け次世代研磨装置を開発し、今後の展開に期待が高まっている。同社が技術的に開発に成功している次世代研磨装置は、多方面から引き合いが旺盛で、既に受注実績もある。CARE方式の研磨装置やプラズマ援用研磨装置など複数あり、今月末にはこれらの表面先端加工技術の紹介を目的としたプライベートセミナーを開催する予定にある。

 トレジャー・ファクトリー<3093>=上げ足強め4日続伸。8日の取引終了後、2月の月次売上概況(単体)を発表した。既存店売上高は前年同月比13.6%増となった。前年同月と比べ休日が1日少ないなかにあっても高い伸びを示しており、堅調な業況を評価した買いが集まったようだ。全店ベースでは同26.1%増だった。月後半からの気温上昇で春物衣料の販売が順調に立ち上がるなど、衣料が好調だった。外国人観光客向けの販売が回復しブランド品も好調に推移した。

 サンケン電気<6707>=大幅高で5連騰と異彩放つ。パワー半導体大手で、車載向けなどで高水準の需要を取り込んでおり業績は絶好調に推移している。23年3月期営業利益は前期比71%増の235億円と急拡大を見込み、大幅に過去最高更新となる見通し。市場では「パワー半導体は今後電気自動車(EV)向けで一段の成長が約束された市場で、同社の中期成長力に対する期待は大きい。直近では、三菱UFJモルガンが投資判断をBuyに引き上げ、目標株価を6800円から1万3300円に引き上げたことも追い風となっているが、時価は既に1万円を超えており、(目標株価とのカイ離が大き過ぎて)実勢に近づけたというのが本当のところだろう」(中堅証券ストラテジスト)という声が出ていた。それくらい株価の上昇ピッチが速いともいえる。時価は2006年1月につけた1万1600円(修正後株価)の上場来高値を約17年2カ月ぶりに上回り最高値更新となった。

 ビューティガレージ<3180>=4日ぶり急反騰。同社はサロン向けに美容関連機器や化粧品の販売を行っているが、ネット経由の販売が好調で業績を押し上げている。8日取引終了後に発表した23年4月期第3四半期(22年5月~23年1月)決算は営業利益が前年同期比6%増の8億3400万円と増益を確保した。特に第3四半期単独(22年11月~23年1月)に限ると、同利益は前年同期比63%増と伸びが顕著となっており、これを評価する買いが流入する格好となっている。

 メタリアル<6182>=物色人気にストップ高。8日の取引終了後に子会社ロゼッタが新たな事業として、チャットGPTなどによるAI(人工知能)関連製品群を企業のビジネスソリューションとして活用するためのプラットフォーム「Metareal AI(メタリアル・エーアイ)」の提供を開始すると発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。多業種総合メタバースサービスを提供するMATRIX(東京都千代田区)と共同で行う。ロゼッタの顧客向けに4月3日からベータ版の提供を行い、一般向けには5月31日からサービス提供を始める。同件の業績への影響について会社側では、直前連結会計年度の売上高の10%を超過する売上高増加が発生すると見込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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