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楽天地が反落、24年1月期は増収減益で減配を見込む

 東京楽天地<8842>が反落している。8日の取引終了後に発表した24年1月期連結業績予想で、営業利益について9億円(前期比8.7%減)と減益を見込むことが嫌気されている。

 映画興行で複数の期待作品があるほか、温浴事業で客数が戻りつつあることなどから売上高は92億円(同2.0%増)と増収を見込むものの、主力の不動産賃貸関連事業で、設備改修費用が多くなることや、人材確保のために人件費が増加することなどが利益を圧迫する。なお、配当予想は前期100円(創立記念配当20円、特別配当20円を含む)から60円へ減配が予想されている。

 同時に発表した23年1月期決算は、売上高90億1900万円、営業利益9億8500万円だった。会計基準の変更のため前の期との単純比較はできないが、不動産賃貸、娯楽サービス、飲食・販売の各事業が実質増収となった。

 同時に自社株32万株(発行済み株数の4.91%)を3月15日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は619万1218株となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

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