旭化成が冴えない、米社での減損損失で今期は20年ぶり最終赤字に転落へ
旭化成<3407>が冴えない。8日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の修正を発表し、最終損益の見通しを従来の700億円の黒字から、1050億円の赤字(前期は1618億8000万円の黒字)に下方修正した。全体相場が堅調ななかで指数連動型のパッシブ資金の流入もあって、同社株は小高く始まったが、その後は下げに転じる場面がある。20年ぶりに最終赤字に転落する見通しを嫌気した売りが株価の重荷となったようだ。
リチウムイオン電池用のセパレーターなどを手掛ける米国のポリポア社において、減損テストを行った結果、のれん及びその他無形固定資産に関して減損損失約1850億円を計上する見込みとなった。通期の配当予想は変更しない。売上高と営業利益、経常利益の予想も据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
リチウムイオン電池用のセパレーターなどを手掛ける米国のポリポア社において、減損テストを行った結果、のれん及びその他無形固定資産に関して減損損失約1850億円を計上する見込みとなった。通期の配当予想は変更しない。売上高と営業利益、経常利益の予想も据え置いた。
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