ベルシステム24ホールディングス---ベルシステム24と医療機関の共同研究チームが頭痛の要因に関する論文を発表
ベルシステム24ホールディングス<6183>は3日、子会社のベルシステム24が、糸魚川総合病院 脳神経外科、獨協医科大学、埼玉精神神経センター、七尾病院との共同研究チームにて、同社が開発した「頭痛ーる」に記録された頭痛記録データをAIにより解析し、気圧の変化や降雨、湿度等の天気が頭痛発生に関与する可能性に関する論文を発表し、アメリカ頭痛学会の公式医学雑誌「Headache」に掲載されたことを発表。
同研究は、2020年12月から2021年11月までの頭痛記録データのうち、東京都・神奈川県・埼玉県・大阪府・愛知県・石川県で記録された片頭痛が強く疑われるユーザー4,375名の頭痛記録データを抽出した。1時間ごとの天気データと、アプリでの1時間ごとの頭痛記録データ登録数を、人工知能の1種である時系列クラスタリングとAI予測分析ツール「Prediction One」を用いて解析した。解析した結果、頭痛の発生には、「気圧の変化」「降雨」「湿度」が関与することが示唆された。
同社は今後も、「頭痛ーる」の提供を通じて、頭痛に悩む人々の生活の質向上に向けた取り組みや社会での頭痛における基本的な情報の認知拡大、啓発活動などを推進し、天気に起因する不調への理解の促進に努めていく。
《SI》
提供:フィスコ