東エレクなど半導体製造装置関連が頑強、ラピダス新工場建設で思惑
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株は強弱観対立のなかも頑強な値動きをみせている。前日の米国株市場では半導体製造装置トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>がマドを開けて買われ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら上昇した。また、日本国内では先端半導体の量産を目指す半導体新会社ラピダスが28日に北海道千歳市に新工場を建設することを正式発表、投資額は5兆円規模とされるだけに、製造装置関連など設備投資に絡む半導体関連企業の商機も高まることが期待される。半導体主力株を中心に幅広い銘柄に物色の矛先が向く可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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