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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9560 プログリット

東証G
1,147円
前日比
+11
+0.97%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.3 8.01 1.57 19.10
時価総額 143億円

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プログリット Research Memo(1):顧客満足度の高い英語コーチングサービスを展開。業績は順調に推移し増収増益


■要約

プログリット<9560>は英語学習にコーチングという手法を用い、短期間で学習者の英語力を伸ばす「英語コーチングサービス」とシャドーイング音声を添削をする「サブスクリプション型英語学習サービス」(以下、サブスクリプションサービス)を提供するビジネスモデルを展開している。英語コーチングサービスの受講者数は累計14,000名(2022年8月時点)を超える。英語が話せないというだけで70億人とのコミュニケーションや世界で仕事をすることを諦めるような事態にならないよう、コーチングサービスを通じてあらゆる人々にスキルや自信を提供し、一人でも多くの人が、世界で自由に活躍できる環境の実現ができる質の高いサービスの提供を目的として事業展開している。

1. 2023年8月期第1四半期の業績概要
2023年8月期第1四半期累計(2022年9月~11月)の業績は、売上高で前年同期比21.6%増の674百万円、営業利益で同57.1%増の154百万円、経常利益は同52.6%増の149百万円、四半期純利益は同51.8%増の101百万円と過去最高を更新した。同社のサービス利用者を着実に増加させたことが背景にある。特にサブスクリプションサービスの売上高は95.4%増の173百万円と大幅に増収した。英語コーチングサービスの売上高も7.5%増の500百万円となり着実に売上を積み上げた。費用構造においては大きな支出はなく、営業利益150百万円、経常利益149百万円、当期純利益101百万円となり、全ての段階利益で前年同期比2桁の増収増益を達成した。

2. 2023年8月期の業績見通し
2023年8月期通期の業績は売上高2,566百万円(前期比13.9%増)、売上総利益1,790百万円(同18.5%増)、営業利益332百万円(同1.8%増)、経常利益324百万円(同1.2%増)、当期純利益214百万円(同14.6%増)を計画している。2023年8月期第1四半期時点の営業利益がすでに154百万円計上されており、今期の計画である営業利益332百万円に対して進捗率46.6%である。引き続き、想定を上回るペースで第1四半期以降の業績が進捗していった場合は、大幅な増収増益となり上方修正もあり得ると弊社では見込んでいる。

3. 中長期の成長戦略の概要
中長期の成長戦略として既存事業の領域拡大、新規事業の創出、高収益化を基本戦略としていく方針だ。主力である英語コーチングサービスの更なるシェア拡大とサブスクリプションサービスの投資を中心に進めてゆき、既存領域と新規領域を組み合わせ、事業価値の最大化を目指す計画である。新規事業では積上げてきたノウハウを生かし、英語以外の学習サービスにも参入していく計画である。

■Key Points
・2023年8月期第1四半期は前年同期比2ケタ増の増収増益であり、過去最高益
・英語コーチングサービスとサブスクリプションサービス双方向を展開し、高成長継続を推進
・中長期的な成長戦略で新サービス開発と利益率向上を推進し、新たな成長ステージへ

(執筆:フィスコ客員アナリスト 石灰達夫)

《NS》

 提供:フィスコ

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