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ダウ平均は横ばい 一連の指標に投資家の間で意見分かれる=米国株概況

NY株式15日(NY時間16:21)
ダウ平均   34128.05(+38.78 +0.11%)
S&P500    4147.60(+11.47 +0.28%)
ナスダック   12070.59(+110.44 +0.92%)
CME日経平均先物 27670(大証終比:+230 +0.83%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始前に発表になった1月の米小売売上高が過去2年間で最大の伸びを示したことで、市場にはタカ派な雰囲気が広がった。

 取引開始から売りが先行し、ダウ平均も250ドル超下落する場面が見られたが、下値での押し目買いも活発に出ており、下押す動きまでは見られていない。IT・ハイテク株には買い戻しが入り、ナスダックはプラス圏に浮上する展開。

 今週の一連の指標に対して投資家の間では、株式にとって何を意味するのか意見が分かれているようだ。「FRBのタカ派姿勢は正当化されるが、素直に見れば、経済は好調を維持していることでもある。インフレはなお不快なほど高い水準だが、鈍化傾向は続いている」といった声が聞かれる。

 一方、「パンデミック時に支給された多くの現金がまだ残っており、非常にゆっくりとソフトランディングに向かうのか、それとも、ハードランディングになるまでに時間がかかっているだけなのかを市場は見極めようとしている」といった声も出ているようだ。

 エアビー&ビー<ABNB>、トリップアドバイザー<TRIP>といったオンライン旅行が決算を受け堅調。力強い旅行需要が示された。

 人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が決算を受け大幅高。底打ちの可能性が指摘されたことを材料に買いが強まる展開が見られた。

 栄養補助食品のハーバライフ・ニュートリション<HLF>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。

 バイオジェン<BIIB>が決算を受け下落。通期のガイダンスで、1株利益は予想を下回り、売上高は減収を見込んだ。

 通信機器のクレド・テクノロジー<CRDO>が急落。11-1月期(第3四半期)と通期のガイダンスを公表し、第3四半期の売上高は3000万-3200万ドルと予想(5830万ドル)を大きく下回る見通しを示した。一方、通期の売上高については変更していない。

 主に10代向けのオンラインゲーム開発のロブロックス<RBLX>が決算を受け大幅高。売上高とブッキングが予想を上回った。

 広告マーケティングのザ・トレードデスク<TTD>が決算を受け大幅高。1株利益、EBITDAとも予想を上回ったほか、第1四半期の売上高は予想以上を見込んでいる。同社はまた、7億ドルを上限とする自社株買いも承認した。

 独立系の石油・ガス開発のデボン・エナジー<DVN>が決算を受け大幅安。1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、支出増に対して生産量が予想を下回ることが株価の重石になるとの指摘も聞かれた。

エアビー&ビー<ABNB> 137.01(+16.14 +13.35%)
トリップアドバイザー<TRIP> 25.20(+0.07 +0.28%)
ハーバライフ<HLF> 21.27(+3.91 +22.52%)
アップスタート<UPST> 21.59(+4.74 +28.13%)
バイオジェン<BIIB> 278.98(-10.10 -3.49%)
ロブロックス<RBLX> 45.08(+9.41 +26.38%)
クレド<CRDO> 10.30(-9.06 -46.80%)
ザ・トレードデスク<TTD> 66.30(+16.38 +32.81%)
デボン・エナジー<DVN> 57.23(-6.71 -10.49%)

アップル<AAPL> 155.33(+2.13 +1.39%)
マイクロソフト<MSFT> 269.32(-2.17 -0.80%)
アマゾン<AMZN> 101.16(+1.46 +1.46%)
アルファベットC<GOOG> 97.10(+2.15 +2.26%)
テスラ<TSLA> 214.24(+4.99 +2.38%)
メタ・プラットフォームズ<META> 177.16(-2.32 -1.29%)
AMD<AMD> 85.18(-0.77 -0.90%)
エヌビディア<NVDA> 227.64(-2.07 -0.90%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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