リニューアブル・ジャパン---22年12月期は2ケタ増収、再生可能エネルギー事業において発電所の取得を推進
リニューアブル・ジャパン<9522>は13日、2022年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.1%増の177.18億円、営業利益が同42.2%減の12.89億円、経常損失が13.60億円(前期は9.90億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が15.26億円(同5.29億円の利益)となった。
当年度における再生可能エネルギー事業については、自社開発及びセカンダリー双方で発電所の取得をすすめた結果、発電所の開発又は保有数は累計で186件となり、設備容量は914.1MWとなった。2022年9月には初の海外案件となるソコボス太陽光発電所(スペイン王国、設備容量21.6MW)を取得した。また、2022年12月にはトリホス太陽光発電所(スペイン王国、設備容量7.9MW)を取得し、海外において保有する発電所は2件、設備容量は29.6MWとなった。これにより、同社グループが保有する稼働済み発電所のネット設備容量(設備容量に当社グループ持分割合を乗じたもの)は、2022年12月31日時点で合計355.3MWとなった。
O&M事業については、外部からの受注を強化し、他社からの受託が累計95件、設備容量684.1MW、総計は264件、設備容量1,306.5MWとなり、同社の開発事業及びO&M事業の拠点は全国29か所となった。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比50.7%増の267.00億円、営業利益が同155.9%増の33.00億円、経常利益が12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が7.50億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ