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4263 サスメド

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サスメド---2Q 減収なるも、DTxプラットフォーム事業の事業収益および利益が安定的に増加


サスメド<4263>は10日、2023年6月期第2四半期(22年7月-12月)決算を発表した。事業収益が前年同期比74.9%減の0.63億円、営業損失が1.89億円(前年同期は0.45億円の損失)、経常損失が1.87億円(同0.73億円の損失)、四半期純損失が1.90億円(同0.88億円の損失)となった。

DTxプロダクト事業の事業収益の計上なく(前年同期は2.00億円)、セグメント損失は0.46億円(同0.75億円の利益)となった。治療用アプリ開発では、不眠障害治療用アプリの医療機器製造販売承認が了承され、正式な承認を待っている。また、アドバンス・ケア・プランニングを支援するアプリではPoC取得に向けた探索的試験において被験者登録が完了し、慢性腎臓病患者向けの腎臓リハビリアプリでは探索的試験の準備を行っている。新たな取り組みとして製薬企業との共同開発に着手し、杏林製薬と耳鼻科領域における治療用アプリの共同研究開発及び製品上市後の販売に関する契約を締結した。加えて、複数の医療機関と共同研究を行い、次のパイプラインの獲得を目指している。販売段階にあるプロダクトはまだない。

DTxプラットフォーム事業の事業収益は0.63億円(同0.51億円)、セグメント利益は0.39億円(同0.21億円の利益)となった。汎用臨床試験システムの提供に関しては、アキュリスファーマとの間で締結した、治験の実施に関する契約に基づき、企業治験としては世界初(同社調べ)となるブロックチェーン技術を活用した治験が開始された。また、機械学習自動分析システムの提供及びDTx開発の支援に関する活動についても継続利用に支えられ、収益は安定的に推移している。

2023年6月期通期について、同日、業績予想の上方修正を発表した。事業収益は前期比64.9%増の5.22億円、営業損失は1.32億円(前回予想比3.10億円良化)、経常損失は1.31億円(同3.11億円良化)、当期純損失は1.39億円(3.15億円良化)としている。

《SI》

 提供:フィスコ

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