三菱UFJが5日続落、日銀次期総裁に雨宮氏打診で最終調整と伝わる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は5日続落。全体相場が堅調ななか、銀行株が逆行安となっている。6日付の日本経済新聞朝刊が「政府が日銀の黒田東彦総裁(78)の後任人事について雨宮正佳副総裁(67)に就任を打診したことが5日わかった」と報じた。現行の異次元緩和策に携わってきた雨宮副総裁が次期総裁となれば、低金利環境が継続する可能性が高まり、メガバンクの収益環境の改善が遠のくとの受け止めが広がり、売りが膨らんだようだ。
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も売られ、東証の業種別指数の銀行業は一時2%を超す下落となった。
出所:MINKABU PRESS
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も売られ、東証の業種別指数の銀行業は一時2%を超す下落となった。
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