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今日の為替市場ポイント:欧米の金利先高観後退でリスク選好的な円売り拡大の可能性低い


2日のドル・円は、東京市場では128円99銭から128円18銭まで下落。欧米市場では129円12銭まで買われた後、128円09銭まで下げたが、128円68銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に128円台で推移か。欧米諸国の金利先高観は後退しており、リスク選好的な円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

欧州中央銀行(ECB)は2月2日開催の理事会で政策金利を0.50ポイント引き上げ3%とすることを決定した。3月にも0.50ポイントの追加利上げの方針が示されたが、市場参加者の間では利下げ開始の時期についての議論が始まっている。一方、ラガルドECB総裁は記者会見で、「着手すべきことは残っており、まだ終わっていないのは明らか」との見方を伝えた。3月で利上げ停止となる可能性は高いものの、ECBはインフレを2%近辺の目標に回帰させるために政策金利を長期間据え置く方針を固めたようだ。ユーロ圏経済が大幅に悪化するとの見方は増えていないものの、次回のECB理事会で当面の経済情勢や中長期的なインフレ見通しについての見解がどう変わるのか、注目したい。

《FA》

 提供:フィスコ

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