日立は5日ぶり反発、DX事業好調で最終利益を増額し連続最高益更新へ
日立製作所<6501>が5日ぶりに反発。前日まで4日続落と調整局面にあったが満を持して切り返しに転じている。1日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)の業績は売上高が前年同期比10%増の8兆1087億9600万円と2ケタ増収を達成し、営業利益も同9%増の5274億9900万円と堅調だった。
注力するデジタルトランスフォーメーション(DX)事業が好調で全体収益を牽引している。世界的なインフレを背景に部材コストの上昇が利益の足かせとなったものの、増収効果や為替の円安効果が発現して、これを吸収している。なお、最終利益については通期予想を従来計画の6000億円から6300億円(前期比8%増)に上方修正しており、これは22年3月期に続き過去最高利益更新となる。
出所:MINKABU PRESS
注力するデジタルトランスフォーメーション(DX)事業が好調で全体収益を牽引している。世界的なインフレを背景に部材コストの上昇が利益の足かせとなったものの、増収効果や為替の円安効果が発現して、これを吸収している。なお、最終利益については通期予想を従来計画の6000億円から6300億円(前期比8%増)に上方修正しており、これは22年3月期に続き過去最高利益更新となる。
出所:MINKABU PRESS