グローセル---3Qは増収・営業利益は2ケタ増益、表示およびその他分野が2ケタ増収に
グローセル<9995>は1月31日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%増の509.30億円、営業利益が同36.4%増の11.99億円、経常利益が同1.5%減の10.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.07億円(前年同期は6.80億円の損失)となった。
3Qの集積回路は産業分野の商流変更の影響により、前年同期比5.5%減の299.02億円となった。半導体素子は民生分野でのパワーデバイスの需要の減少により、同12.2%減の71.35億円となった。表示デバイスはOA分野での需要が堅調に推移し、同17.2%増の15.67億円となった。その他は民生分野向けプリント基板や産業分野向けEMS等が大幅に増加し、同
37.1%増の123.25億円となった。
2023年3月期通期については、売上高が前期比1.9%減の660.00億円、営業利益が同36.4%増の13.00億円、経常利益が同16.7%増の14.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が11.70億円とする10月25日に公表した連結業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ