コマツが反落、第3四半期業績好調も利益確定売りに押される
コマツ<6301>が反落。同社が31日に発表した第3四半期(22年4~12月)の連結純利益は前年同期比49.1%増の2319億1100万円だった。鉱山機械の需要が拡大したほか、建設機械の値上げも利益を押し上げた。23年3月期の同利益は前期比32.5%増の2980億円で据え置かれた。決算に関しては、ポジティブな内容との見方が出ている。ただ、同社の株価は昨年末からの1カ月間で10%近く上昇していることから、利益確定売りが優勢となった。また、前日の米国市場では予想を下回る決算が嫌気されキャタピラー<CAT>が下落したこともコマツの売り要因に働いた。
出所:MINKABU PRESS
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