TDKがしっかり、今期業績予想を下方修正も構造改革除けば最終益実質上振れへ
TDK<6762>がしっかり。31日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは従来の1470億円から前期比微増の1320億円に150億円引き下げた。景気減速懸念が高まるなか、最終需要が想定を下回って推移しているとし、構造改革費用などの一時費用を23年1~3月期に約200億円計上する。ただし一時費用を除くベースでは、今期の最終利益予想はこれまでの計画を上振れる形となったと受け止められ、本業の底堅さを評価した買いが入ったようだ。
売上高の見通しは2兆2200億円から2兆1700億円(前期比14.1%増)に見直した。業績予想の前提となる為替レートは通期で1ドル=135円、1ユーロ=140円とし、1~3月期では1ドル=130円、1ユーロ=137円とした。4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比22.6%増の1兆7089億6500万円、最終利益が同16.7%増の1368億7500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは2兆2200億円から2兆1700億円(前期比14.1%増)に見直した。業績予想の前提となる為替レートは通期で1ドル=135円、1ユーロ=140円とし、1~3月期では1ドル=130円、1ユーロ=137円とした。4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比22.6%増の1兆7089億6500万円、最終利益が同16.7%増の1368億7500万円だった。
出所:MINKABU PRESS