外為サマリー:128円60銭台に上昇、ゴトー日に伴うドル需要を意識
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=128円63銭前後と前日の午後5時時点に比べて45銭程度のドル高・円安となっている。
19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円43銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。雇用関連指標の改善などを手掛かりに一時128円81銭まで持ち直したが、アジア市場でつけた高値128円93銭を抜くことはできずに軟化した。
日銀の政策が近く見直しを迫られるとの見方が依然根強いことが上値の重さにつながっており、この日の東京市場のドル円相場は128円台半ばでのスタート。総務省が朝方発表した22年12月の消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月比で4.0%上昇したことも日銀の政策修正思惑につながっているようだ。ただ、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)であることから国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、午前9時50分ごろには128円68銭まで上伸した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0831ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円32銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円43銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。雇用関連指標の改善などを手掛かりに一時128円81銭まで持ち直したが、アジア市場でつけた高値128円93銭を抜くことはできずに軟化した。
日銀の政策が近く見直しを迫られるとの見方が依然根強いことが上値の重さにつながっており、この日の東京市場のドル円相場は128円台半ばでのスタート。総務省が朝方発表した22年12月の消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月比で4.0%上昇したことも日銀の政策修正思惑につながっているようだ。ただ、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)であることから国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、午前9時50分ごろには128円68銭まで上伸した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0831ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円32銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS