ノダの23年11月期最終益は41%減の見通し、年間配当60円は維持
ノダ<7879>はこの日の取引時間終了後、22年11月期の連結決算発表にあわせ、23年11月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比3.0%減の786億円、最終利益は同40.6%減の36億円を見込む。木材市況の混乱は解消しつつあるとする一方、物価上昇による消費マインドの低下から住宅需要への悪影響が懸念されるなど、厳しい事業環境が続くと予想。収益確保のためコストダウンの徹底に取り組むとともに、必要に応じて販売価格の改定を実施するという。年間配当予想は前期比横ばいの60円を維持した。
22年11月期の売上高は前の期比25.4%増の810億1200万円、最終利益は同2.4倍の60億5600万円だった。国産針葉樹合板は、需給逼迫感などを背景に国内相場は一時的に大幅に上昇したが、22年6月以降は概ね横ばいに転じた。9~11月期は国内のメーカー在庫が増加傾向となり、生産調整を開始したという。輸入南洋材合板も、採算性は期末にかけて低下した。
出所:MINKABU PRESS
22年11月期の売上高は前の期比25.4%増の810億1200万円、最終利益は同2.4倍の60億5600万円だった。国産針葉樹合板は、需給逼迫感などを背景に国内相場は一時的に大幅に上昇したが、22年6月以降は概ね横ばいに転じた。9~11月期は国内のメーカー在庫が増加傾向となり、生産調整を開始したという。輸入南洋材合板も、採算性は期末にかけて低下した。
出所:MINKABU PRESS