クリアル---子会社との会社分割(簡易吸収分割・略式吸収分割)、個人向け投資用不動産販売に関する事業を承継
クリアル<2998>は13日、2023年4月1日を効力発生日(予定)として、同社を承継会社、同社の完全子会社であるクリアルパートナーズを分割会社とする吸収分割を行うことを発表した。承継する事業部門は、クリアルパートナーズが営む事業のうち、個人向け投資用不動産販売に関する事業部門、承継する事業部門の売上高は44.47億円(2022年3 月期)。
本吸収分割は、各事業の顧客へのクロスセルの進展、マーケティングの一層の効率化、DX 開発プラットフォームの一元化等の各種シナジー効果を企図した統合となっている。本件統合を機会に、各事業の顧客へのクロスセルを推し進めていく予定。また、本吸収分割実行後、クリアルパートナーズには賃貸管理を含むプロパティマネジメント事業が残存することとなるが、同事業においては足元で個人のみならず法人や機関投資家の受注も増加し、事業規模の拡大が著しいことから、DXを活用したプロパティマネジメント専業の会社として独立させ、M&Aを積極的に活用しつつ安定収益を積み上げていくことで、グループの成長をさらに加速していく方針。事業環境が変化する中で、グループ一丸となり事業間のシナジーを創出しながら効率的な経営体制を構築し、経営基盤の強化に引き続き取り組んでいくとしている。
《SI》
提供:フィスコ