三菱UFJ、第一生命HDなどやや売り優勢に、あすの日銀決定会合を前に思惑錯綜
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調、第一生命ホールディングス<8750>など生保株もやや弱含みの推移となっている。あす予定される日銀金融政策決定会合の結果公表への関心が高まっているが、国内でインフレ警戒感が高まるなか、市場では前会合に続いて政策修正を行うとの見方も根強い。イールドカーブ・コントロールの許容変動幅拡大もしくは全面解除などの動きがでれば、銀行や生保など金融セクターには強力なポジティブ材料となるだけに注目度が高い。ただ、足もとでは見切り発車的に上値を買い進む動きはみられない。
出所:MINKABU PRESS
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