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ダウ平均は続伸 明日の米CPI待ち=米国株後半

NY株式11日(NY時間15:26)
ダウ平均   33927.20(+223.10 +0.66%)
ナスダック   10901.00(+158.37 +1.47%)
CME日経平均先物 26515(大証終比:+105 +0.40%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は200ドル超上昇している。きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。全体的には明日の米消費者物価指数(CPI)の発表待ちの中、きょうもIT・ハイテク株が堅調に推移し、全体の雰囲気をサポートした。

 一部からは「市場はリスク選好にやや傾いているが、実際は多くが米CPIを前に手をこまねいている可能性が高い。いまの米CPIは米雇用統計さえも凌駕する最も重要な統計になっているが、総合指数の数値が下がってもコア指数が下がらなければ、それほどポジティブな数字にはならない」との声が出ていた。また、「懸念されるのは、金曜日から決算発表が始まることから、ニュースで売るイベントになってしまう危険性があることだ」との指摘も出ている。

 いずれにしろ、明日の米CPIを受けての反応待ちといったところだが、多くの財の価格が下落する一方、サービス価格は急速に上昇していることから、投資家は複雑化するインフレ状況を把握しようとデータを深く掘り下げる可能性もあるという。パウエルFRB議長はエネルギーと住宅を除いたサービスインフレを重要なポイントとして挙げているが、一部の投資家はさらに踏み込んで、医療と輸送も除外したスーパーコアインフレに注目する向きもいるようだ。

 IT・ハイテク株のほか、銀行、産業、エネルギーも堅調。一方、薬品が下落。

 デニムのリーバイ・ストラウス<LEVI>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。短中期的に厳しい米国の状況を反映したとしている。

 手術設備メーカーのインテュイティブ・サージカル<ISRG>が下落。取引開始前に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、売上高は約16.6億ドルを見込み、予想(16.9億ドル)を下回った。

 オンライン旅行のエクスペディア<EXPE>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を120ドルとした。

 スイミングプールの建設を手掛けるプール<POOL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の350ドルから417ドルに引き上げた。

 高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が7日続伸。アナリストが住宅建設セクターの投資判断を引き上げる中、同社を「買い」に引き上げた。

リーバイ・ストラウス<LEVI> 16.81(-0.30 -1.73%)
インテュイティブ<ISRG> 259.23(-12.13 -4.47%)
エクスペディア<EXPE> 99.14(+4.50 +4.75%)
プール<POOL> 343.16(+18.10 +5.57%)
トール・ブラザーズ<TOL> 55.49(+1.58 +2.93%)

アップル<AAPL> 132.97(+2.24 +1.71%)
マイクロソフト<MSFT> 234.36(+5.51 +2.41%)
アマゾン<AMZN> 94.82(+4.95 +5.50%)
アルファベットC<GOOG> 91.88(+2.64 +2.96%)
テスラ<TSLA> 122.43(+3.58 +3.01%)
メタ・プラットフォームズ<META> 132.75(-0.25 -0.18%)
AMD<AMD> 68.66(+0.61 +0.90%)
エヌビディア<NVDA> 159.30(+0.21 +0.13%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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