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ダウ平均は反発 投資家が慎重で様子見ムードが強い 午後にFOMC議事録=米国株前半

NY株式4日(NY時間12:03)
ダウ平均   33380.50(+244.13 +0.74%)
ナスダック   10494.07(+107.09 +1.02%)
CME日経平均先物 25920(大証終比:+310 +1.20%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。取引開始直後は買い先行で始まったものの、その後発表のISM製造業景気指数と米求人件数を受けて、米株式市場は戻り売りが強まりダウ平均も下げに転じた。しかし、下押しの動きも限定的でプラスに転じている。

 午後にFOMC議事録が公表される予定で、週末には米雇用統計も控えており、その内容を見極めたい雰囲気も出ているようだ。市場からは「まさに様子見ムードだ。2008年の金融危機以来最悪だった昨年を終え、投資家は資金を動かすことに慎重になっている。少なくとも最初の2営業日では、それがリアルタイムに出ている」との声も出ている。

 なお、ISM製造業景気指数は48.4と判断基準である50を2カ月連続で下回った。48.7を上回っていれば、GDPがまだ拡大を示しているとも言われているが、今回はその分岐点を下回り、リセッション(景気後退)入りの可能性を示唆している。全体的に景気の落ち込みを示す一方、雇用指数は50の大台を回復し、底堅さが温存されている。同時刻に発表になった11月の米求人件数も予想を上回り、労働市場の堅調ぶりを示した。

 FRBの引き締め長期化期待とリスク回避の両面が米株式市場を圧迫していた模様。

 きょうはマイクロソフト<MSFT>が下落する一方、セールスフォース<CRM>が上昇し、ダウ平均をサポートしている。マイクロソフトは、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の300ドルから250ドルに引き下げた。同社のクラウドサービス「Azure(アジュール)」の急成長の減速が予想以上に深刻だと指摘している。

 一方、セールスフォースは事業再編の一環として、全従業員の約10%の人員削減を発表。不動産も再編し、オフィススペースを縮小させる意向も示している。

セールスフォース<CRM> 138.85(+4.07 +3.02%)

アップル<AAPL> 127.83(+2.76 +2.21%)
マイクロソフト<MSFT> 228.76(-10.83 -4.52%)
アマゾン<AMZN> 85.61(-0.21 -0.24%)
アルファベットC<GOOG> 89.19(-0.52 -0.57%)
テスラ<TSLA> 112.71(+4.61 +4.27%)
メタ・プラットフォームズ<META> 127.85(+3.11 +2.49%)
AMD<AMD> 64.81(+0.79 +1.23%)
エヌビディア<NVDA> 146.43(+3.28 +2.29%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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