外為サマリー:一時133円90銭台に上昇、仲値に向けドル買い強まる
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=133円71銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭強のドル高・円安となっている。
27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円49銭前後と前日に比べて60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米11月卸売在庫や米10月住宅価格指数が市場予想を上回ったことを受け、一時133円60銭近辺まで上伸した。
米長期金利が上昇基調を強めていることから日米金利差の拡大が意識されやすく、東京市場のドル円相場は堅調な展開。きょうはスポット応当日が月末・年末にあたることから仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けたドル買い・円売りも入り、午前9時50分ごろには133円93銭をつける場面があった。なお、日銀が朝方発表した金融政策決定会合の主な意見(12月19~20日開催分)は「金融緩和の維持が適当である」などとする声が明らかとなったが、サプライズ的な内容はないとの見方から為替相場の反応は限定的だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0628ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円11銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円49銭前後と前日に比べて60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米11月卸売在庫や米10月住宅価格指数が市場予想を上回ったことを受け、一時133円60銭近辺まで上伸した。
米長期金利が上昇基調を強めていることから日米金利差の拡大が意識されやすく、東京市場のドル円相場は堅調な展開。きょうはスポット応当日が月末・年末にあたることから仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けたドル買い・円売りも入り、午前9時50分ごろには133円93銭をつける場面があった。なお、日銀が朝方発表した金融政策決定会合の主な意見(12月19~20日開催分)は「金融緩和の維持が適当である」などとする声が明らかとなったが、サプライズ的な内容はないとの見方から為替相場の反応は限定的だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0628ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円11銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS