サンワテクノス Research Memo(8):安定配当を基本に中長期視点で連結業績に応じた利益還元を実施する方針
■株主還元
サンワテクノス<8137>は株主還元について配当によることを基本とし、持続的な成長と企業価値向上のための積極的な事業展開や様々なリスクに備えるための財務の健全性とのバランスを考慮し、安定配当を維持しながら中長期視点で連結業績に応じた利益還元を行うことを基本方針としている。また、株主還元や資本効率向上のため、時期及び財務状況に応じて自己株式取得を機動的に実施する考えである。直近では2021年11月~12月に363千株、599百万円の自己株式取得を実施した。
2023年3月期の1株当たり配当金は前期比3.0円増配の40.0円と2期連続の増配を予定している。業績の上方修正を行ったため配当性向は13.3%とここ数年でもっとも低い水準まで低下する見込みだ。このため今後、収益環境が悪化するようなことがなければさらに増配される可能性もあると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ