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ダウ平均は続落 米利上げペース縮小と長期引き締めの必要性との間で苦労=米国株前半

NY株式6日(NY時間11:29)
ダウ平均   33716.37(-230.73 -0.67%)
ナスダック   11085.64(-154.30 -1.35%)
CME日経平均先物 27615(大証終比:-245 -0.89%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。IT・ハイテク株を始め、幅広いセクターに売りが広がっている状況。株式市場は、米利上げペース縮小の見通しと、予想以上に長期間の引き締めが必要になる可能性を示すデータとの間で、方向性を見出すのに苦労しているようだ。

 予想を上回る米経済指標が相次ぐ中で市場からは、「米経済の底堅さと根強いインフレが、中国経済再開への楽観論を相殺し、FRBがターミナルレート(最終到達点)を従来予想よりも高い水準まで引き上げる必要性を示唆している」といった声も聞かれる。

 12月もFRBの行方が株価に影響を与える可能性が高い。それに企業業績の下方修正が加わることにより、株価に下押し圧力がかかることも想定される。従って12月の株式市場はボラティリティが大きくなることが予想されるという。

 メタ・プラットフォームズ<META>が下落。取引開始前にEUが同社の広告ターゲッティングに対して、より厳格な規制に直面していると伝わった。EUの個人情報保護規制局が、同社の広告ターゲッティングにおいて、ユーザーに合意を求めるべきではないとしている。

 アルコア<AA>やセンチュリー・アルミニウム<CENX>といったアルミ株が上昇。米国とEUがCO2排出と世界的な過剰生産能力を抑制する取り組みの一環として、中国の鉄鋼とアルミニウム製品に新たな関税を検討していると報じられたことが材料視されている。

 バンカメ<BAC>が下落。モイニハンCEOが証券会社主催のコンファレンスに出席し、セールス&トレーディング収入は10-15%増加し、伝統的な投資銀行業務の手数料は50-60%減少すると見込んでいると述べていた。

アルコア<AA> 48.43(+1.91 +4.11%)
センチュリー・アルミニウム<CENX> 8.29(+0.11 +1.28%)
バンカメ<BAC> 33.26(-1.21 -3.51%)

アップル<AAPL> 144.73(-1.90 -1.30%)
マイクロソフト<MSFT> 246.77(-3.43 -1.37%)
アマゾン<AMZN> 89.56(-1.45 -1.59%)
アルファベットC<GOOG> 97.78(-2.09 -2.09%)
テスラ<TSLA> 179.45(-3.00 -1.64%)
メタ・プラットフォームズ<META> 116.00(-6.43 -5.25%)
AMD<AMD> 71.33(-2.29 -3.11%)
エヌビディア<NVDA> 161.16(-4.94 -2.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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