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話題株ピックアップ【昼刊】:カプコン、Aバランス、エニーカラー

■カプコン <9697>  4,100円  +295 円 (+7.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 カプコン<9697>は大幅高。8月19日につけた3900円を上回り、上場来高値を更新した。26日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表し、売上高を1200億円から1250億円(前期比13.6%増)へ、純利益を345億円から365億円(同12.1%増)へ引き上げたことが好感されている。上期において、6月発売の「モンスターハンターライズ:サンブレイク」が安定した人気を集め業績に大きく貢献したほか、アミューズメント機器事業が好調だった。また、為替の影響による収益上振れ効果もあった。これを受け、下期の販売計画や為替影響なども勘案し、通期予想を見直した。なお、同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が490億6700万円(前年同期比29.9%減)、純利益が161億4200万円(同27.4%減)だった。

■Abalance <3856>  2,146円  +137 円 (+6.8%)  11:30現在
 Abalance<3856>は急伸。9時20分ごろ、ベトナムのグループ会社において、太陽光パネル製造の第4工場が竣工し、今月中の稼働開始予定と発表しており、これが好感されている。新工場は、世界の再生可能エネルギーの需要拡大に対応するもので、同グループ会社の年間生産能力は現行の2.6GWから5.0GWに増強される見通し。なお、23年6月期通期業績に与える影響は精査中としている。

■ANYCOLOR <5032>  12,860円  +790 円 (+6.6%)  11:30現在
 ANYCOLOR<5032>が急騰。株価は一時、前日に比べ14%超高に買われ最高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は26日、同社株のレーティングを新規「オーバーウエート」でカバレッジを開始した。目標株価は2万600円に設定した。同社はVTuber(バーチャルユーチューバー)業界大手で、同グループ「にじさんじ」を運営。6月に東証グロース市場に新規上場している。同証券では「中期的に世界的なVTuber人気拡大から高い収益性が続く」ことをエクイティストーリーとし、株価も割安水準とみている。23年4月期の営業利益は会社予想の55億1000万円~65億10000万円に対して94億円(前期実績41億9100万円)、24年4月期の同利益は190億円への大幅増益を見込んでいる。

■日本新薬 <4516>  8,050円  +440 円 (+5.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 日本新薬<4516>が急伸。26日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、売上高に相当する売上収益が670億円から710億円に、最終利益が113億円から155億円に上振れて着地したようだと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。今期から国際会計基準を適用しており前期との比較はできないが、米国におけるデュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象とした治療薬「ビルテプソ」の売り上げが好調だったほか、国内医薬品事業、機能食品事業も堅調に推移した。想定を上回る増収となった一方で、研究開発費が当初の予想を下回り、為替差益も発生した。通期の業績予想については現在精査中であり、11月10日に予定する決算発表時に開示するとしている。

■日立建機 <6305>  2,867円  +126 円 (+4.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 日立建機<6305>は大幅高で4日続伸。26日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆400億円から1兆1600億円(前期比13.2%増)へ、売上高から原価及び販管費を除いた調整後営業利益を940億円から1100億円(同17.6%増)へ、純利益を570億円から670億円(同11.6%減)へ上方修正したことが好感されている。油圧ショベル需要は上期に続き下期も減少するほか、調達・物流リスクも潜在的に続くものと想定しているものの、上期の業績はコンストラクション・マイニングの新車販売やバリューチェーン事業が好調に推移したことに加え、円安の影響も寄与し大幅に改善している。なお、未定としていた中間配当は50円(前年同期45円)にすると発表しており、期末配当予想は、引き続き未定としている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5789億200万円(前年同期比22.2%増)、調整後営業利益520億6800万円(同36.7%増)、純利益356億8100万円(同11.9%増)だった。

■日本航空電子工業 <6807>  2,138円  +88 円 (+4.3%)  11:30現在
 日本航空電子工業<6807>は高い。26日の取引終了後、未定としていた23年3月期の連結業績予想について、売上高2500億円(前期比11.1%増)、営業利益220億円(同21.9%増)、純利益185億円(同29.1%増)を見込み、40円としていた年間配当予想を50円(前期35円)にすると発表したことが好感されている。携帯機器市場では厳しい状況が継続するものの、国内外の産業機器市場の堅調な需要に加え、経済正常化による半導体不足の改善及びサプライチェーンの改善により、自動車市場の需要回復が見込まれる。また、上期で円安の影響も寄与した。なお、下期見通しの前提となる為替レートは1ドル=140円としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1222億600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益108億2200万円(同17.3%増)、純利益107億2500万円(同58.1%増)だった。

■富士通ゼネラル <6755>  3,120円  +120 円 (+4.0%)  11:30現在
 富士通ゼネラル<6755>に買いが先行している。同社は26日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の170億円から180億円(前期比2.1倍)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高の見通しも従来の3700億円から3900億円(同37.3%増)に上方修正。北米やインドなどを中心に海外向け空調機の販売上積みを見込んでいることに加え、為替の円安が主な要因だとしている。

■JCRファーマ <4552>  2,122円  +75 円 (+3.7%)  11:30現在
 JCRファーマ<4552>は続伸。26日の取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、最終利益が前年同期比89.6%減の9億6200万円だった。薬価改定や、アストラゼネカの新型コロナウイルス向けワクチン原液の国内製造の受託が終了したことなどが響き、大幅な最終減益となった。一方、通期の業績予想は据え置いた。決算発表にかけて同社株は下落基調にあったが、いったん悪材料出尽くしと受け止めた投資家の買いが入ったようだ。あわせて同社は3月に取得した神戸市サイエンスパーク内の土地に新製剤工場を建設することを決めたと発表。隣接する竣工予定の新原薬工場と連携しバイオ医薬品を生産する。2025年4月に完成予定で総工費は約200億円の計画。9月30日付で採択された経済産業省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」における補助金を活用する。

■オムロン <6645>  7,163円  +149 円 (+2.1%)  11:30現在
 オムロン<6645>が反発。26日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の最終利益を630億円から645億円(前期比5.0%増)に上方修正したことを好感した買いが入った。ファクトリー・オートメーション(FA)関連などを手掛ける制御機器事業と電子部品事業の売上高・営業利益の計画を引き上げたことが寄与した。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比9.5%増の4044億1800万円、最終利益が同14.3%減の278億7500万円だった。4~6月期に上海の都市封鎖の影響を受けたが、7~9月期は業績が急回復に向かった。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,149円  +118 円 (+2.0%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯。前日の米国株市場では大手IT企業の株価が決算発表後に大幅下落したことを受けマーケットのセンチメントが悪化し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが顕著となった。ナスダック市場と株価連動性の高い同社株にとってはマイナスに作用している。同社株はここ空売り筋の買い戻しを誘発する形で上げ足を強め、前日は昨年12月1日以来となる6000円大台に乗せた。売買代金も全上場銘柄のなかで2位にランクインし、投資家の注目度の高さをうかがわせる。6000円台乗せで目先達成感からの利益確定売りも出やすいところで、きょうはそれが顕在化したが、下値では押し目買いニーズも強い。

■アドバンテスト <6857>  7,550円  +140 円 (+1.9%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>が上値指向鮮明、一時200円高の7610円まで買われ、7600円台前半を横に走る75日移動平均線との下方カイ離をほぼ解消する水準まで上昇する場面があった。半導体検査装置で世界屈指の競争力を誇るが、半導体大手メーカーの積極的な増産投資を背景に追い風が強い。また、電気自動車(EV)シフトなどで世界的に需要が高まるパワー半導体向けでも、同分野に特化したイタリアの試験装置メーカーを買収するなど展開力を増している。足もとの業績も好調に推移しているもようで、きょう23年3月期上期(22年4~9月)の決算発表を控え、好決算先取りの買いが流入している。

■INPEX <1605>  1,509円  +19 円 (+1.3%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。26日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前日比2.59ドル高の1バレル=87.91ドルに上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で、ガソリンの在庫が減少したことから需給引き締まりへの観測が強まった。また、足もとでドル安が進行しドル建てで取引される原油に対する割安感が台頭したことも原油価格の上昇要因に働いた。

■エーザイ <4523>  8,771円  +79 円 (+0.9%)  11:30現在
 エーザイ<4523>の上昇トレンドに注目が集まっている。9月下旬にアルツハイマー病治療薬候補「レカネマブ」の臨床試験での好結果を受け、同薬の承認申請が近づいているとの思惑から、株価はマドを開け連日ストップ高に買われる人気となったが、その後も目先筋の利益確定売りを吸収して上値追い態勢を強めており、きょうは3日続伸し一時191円高の8883円まで駆け上がる場面があった。株価は昨年9月下旬以来1年1カ月ぶりの高値圏に浮上している。前日は、レカネマブについて共同開発する米バイオジェン<BIIB>の研究開発部門の責任者が有効性に自信を示したことが米メディアを通じて伝わり、改めて同社株の買い攻勢につながっている。

■キヤノン <7751>  3,127円  -217 円 (-6.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
 キヤノン<7751>は急落。26日の取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。有価証券評価損などを反映し、最終利益予想は2620億円から2500億円(前期比16.4%増)に下方修正したことを嫌気した売りが膨らんだ。一方、売上高予想は4兆800億円から4兆900億円(同16.4%増)に引き上げた。印刷機を手掛けるプリンティング部門や半導体露光装置の売り上げは想定を下回る半面、カメラなどを手掛けるイメージング部門やメディカル部門は予想よりも好調に推移する見通しとした。業績見通しの前提となる10~12月の為替レートは1ドル148円、1ユーロ144円に設定した。

■太平洋工業 <7250>  1,007円  -52 円 (-4.9%)  11:30現在
 太平洋工業<7250>は反落。26日の取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を105億円から85億円(前期比21.0%減)へ引き下げており、これを嫌気した売りが出ている。売上高は1780億円から1850億円(同12.5%増)に上振れする見通しとなったものの、生産量の変動に伴う費用が発生し営業利益は従来予想を下回る見込み。なお、同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が909億1100万円(前年同期比15.9%増)、営業利益が26億100万円(同48.2%減)だった。

■ヤマト・インダストリー <7886>  754円  - 円 (-) ストップ高買い気配   11:30現在
 ヤマト・インダストリー<7886>はカイ気配。ストップ高水準の754円に張りついている。26日の取引終了後、中国の自動車エンジニアリング大手IATオートモバイル・テクノロジーの子会社IAT(愛知県岡崎市)との資本・業務提携を発表しており、これを好感した買いが膨らんでいる。両社は、自動車部品に関する合成樹脂成形事業において協働していく。これに伴い、ヤマト・インはIATを引受先とする第三者割当増資を実施する。実施後、IATはヤマト・イン株の23.65%を握る大株主となる見通し。

●ストップ高銘柄
 ヤマト・インダストリー <7886>  754円  - 円 (-) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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