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今日の為替市場ポイント:日本の円買い介入を警戒してドル買い拡大の可能性低い


10日のドル・円は、東京市場で145円67銭から145円24銭まで下落。欧米市場では145円42銭から145円80銭まで上昇し、145円72銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に145円台で推移か。日本の円買い介入を警戒して、リスク選好的なドル買い・円売りがさらに強まる可能性は低いとみられる。

報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長は10日、「インフレが低下すると確信できるまで、金融政策が制約的であることは明らかであり、連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利が一段と上昇すると表明している」との見方を伝えた。ブレイナード副議長は「金融政策の評価は入手されるデータや国内外のリスクが反映される」との見方も伝えたが、市場参加者の間からは「現時点でインフレ圧力の大幅な低下を示唆するデータは揃っていない」との声が聞かれている。10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、9月22日以来となる145円80銭まで買われた。日本政府・日本銀行による円買い介入が警戒されているが、日米金利差は来年にかけて一段と拡大する見通しであり、円買い介入を実施してもドル高・円安の基調がただちに崩れる可能性は低いとの見方が依然として多いようだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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