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リスク回避の雰囲気が復活 ダウ平均は一時400ドル超下落=米国株序盤

NY株式5日(NY時間11:30)
ダウ平均   29986.56(-329.76 -1.09%)
ナスダック   10959.80(-216.61 -1.94%)
CME日経平均先物 26930(大証終比:-150 -0.56%)

 きょうの市場はリスク回避の雰囲気が復活しており、米株式市場は戻り売りが強まっている。ダウ平均は一時400超下落し、3万ドルの大台を再び割り込んでいる。10月相場は好調なスタートを切り、9月に見られた急激な下落から反転していた。ダウ平均はきのうまでの2日間で1590ドルも上昇した。さすがにきょうは一服感も出ているといった指摘も出ている。

 この日発表のADP雇用統計やISM非製造業景気指数はともにFRBのタカ派姿勢を正当化する内容となった。米国債利回りも上昇しており、ドル高も復活している。

 この日はデーリー・サンフランシスコ連銀総裁の発言が伝わっていたが、市場で出ている2023年の利下げ観測には否定的な見解を示したほか、利上げペースにとってはコアインフレが重要で、それの横ばいか低下を見たいと述べていた。

 市場の一部からは、売られ過ぎからリバウンド相場を期待する声も高まっている。一方で来週以降本格化する決算への警戒感もあり、弱気相場の中の反転に過ぎないとの見方も根強い。いずれにしろ、年末に向けて本格的に流れが変わるか、今週末の米雇用統計や来週の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、市場がどう反応するかを待ちたいところではある。

 ほぼ全面安の中でエネルギー株の一角が上昇。本日はOPECプラスの閣僚級会合が開催され、日量200バレルの削減で合意した。前日にすでに報道で伝わっていたが、きょうも原油相場は上昇しており、エネルギー株の一角には買いも入っているようだ。

 ゴールドマン<GS>とモルガンスタンレー<MS>が反落。アナリストが投資判断をそれぞれ「売り」と「中立」に引き下げ、目標株価もそれぞれ、300ドルから290ドル、95ドルから85ドルに引き下げた。投資銀行部門の低迷のほか、株式下落にもかかわらず、トレーディング収益への見通しが依然楽観的であることへの懸念を理由に挙げている。

エクソンモービル<XOM> 98.79(+3.52 +3.69%)
シュルンベルジェ<SLB> 41.47(+2.35 +5.99%)
ゴールドマン<GS> 306.04(-8.83 -2.80%)
モルガン・スタンレー<MS> 82.13(-1.84 -2.19%)

アップル<AAPL> 144.05(-2.06 -1.41%)
マイクロソフト<MSFT> 245.22(-3.66 -1.47%)
アマゾン<AMZN> 118.65(-2.44 -2.02%)
アルファベットC<GOOG> 100.09(-2.32 -2.27%)
テスラ<TSLA> 233.97(-15.47 -6.20%)
メタ・プラットフォームズ<META> 135.76(-4.52 -3.22%)
AMD<AMD> 65.97(-1.93 -2.84%)
エヌビディア<NVDA> 127.92(-3.75 -2.85%)
ツイッター<TWTR> 50.80(-1.21 -2.32%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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