新興市場銘柄ダイジェスト:グローバルセキュ、マーキュリーRIがストップ高
<3461> パルマ 457 -100
ストップ安。22年9月期の営業利益を従来予想の1.50億円から0.04億円(前期実績1.34億円)に下方修正している。セルフストレージの開発投資・運用をするターンキーソリューションサービス事業で開発物件の仕入確保が目標未達となったほか、見込んでいた買取販売が実現しなかったことなども響いた。併せて期末配当を従来予想の4.00円から1.50円(前期末実績4.00円)に減額修正するとともに、株主優待制度を廃止する。
<4419> Finatext 438 +43
一時ストップ高。グループ会社のスマートプラス(東京都千代田区)が米株運用に特化した投資一任サービス「米国ETFラップ」の提供を開始すると発表している。楽天グループ<4755>の楽天証券(東京都港区)との共同開発。GCIアセット・マネジメント(東京都千代田区)が投資助言し、スマートプラスが証券口座管理と投資一任運用を行う。楽天証券のホームページから申し込める。
<7359> 東京通信 1674 +300
ストップ高。投資先のオーバース(東京都千代田区)が準備している新規アイドルグループ創造プロジェクトの総合プロデューサーとして、秋元康氏が就任すると発表している。同プロジェクトでは、IEO(暗号資産交換業者を通じた資金調達)を用いて調達した資金で新規アイドルグループを組成・育成する。IEO実施は23年初、アイドルグループのデビューとメタバース始動は同年冬の予定。
<4417> グローバルセキュ 6710 +1000
ストップ高。10月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を648万株から1296万株に拡大する。株式分割が好感されていることに加え、前営業日までの続落で値頃感があることも買いを後押ししているようだ。
<5025> マーキュリーRI 1382 +300
ストップ高。不動産評価や地価マップなどの情報を提供するタス(東京都中央区)と事業提携に関する契約書を締結すると発表している。タスは、全国の不動産評価をワンストップで行える不動産評価クラウドサービス(SaaS)を展開している。タスが提供するSaaS「TAS-AP」にマーキュリーリアルテックイノベーターが保有するデータを連携させ、金融機関などの不動産評価業務をサポートする。
<5038> eWeLL 4000 -
上場2営業日目で公開価格(1700円)の2.3倍となる3910円で初値を付けた。会社設立は12年6月11日。主な事業は在宅医療分野での業務支援事業。22年12月期の営業利益予想は前期比39.9%増の5.62億円。訪問看護ステーション向けのSaaS型業務支援ツールを提供する主力のクラウドサービスが順調に推移するほか、レセプト業務を代行するBPOサービスが伸び、増益に貢献すると見込んでいる。第2四半期累計の実績は3.37億円だった。
《ST》
提供:フィスコ