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ダウ平均は300ドル超反発 積極利上げ期待が強まるも買い戻しの機運が続く=米国株前半

NY株式3日(NY時間11:14)
ダウ平均   32704.00(+307.83 +0.95%)
ナスダック   12578.26(+229.50 +1.86%)
CME日経平均先物 27860(大証終比:+150 +0.54%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は300ドル超の反発。前日はペロシ米下院議長(民主党)の台湾訪問で市場も動揺が走っていたが、きょうはその動きは一服している。第2四半期の決算を通過する中で、株式市場には買い戻しの機運が広がっており、きょうもその流れが続いているようだ。

 市場はFRBの積極利上げを巡って見方が分かれているが、今週のFOMCメンバーの発言は従来のタカ派姿勢に変化はないことが示されている。また、序盤にISM非製造業景気指数が発表され、予想外の強い内容となった。高インフレによる米消費者のマインド低下から、サービス業の景況感は弱い数字が見込まれていたが、予想外の強さを示した。先週のFOMC以降、市場ではFRBの積極利上げへの期待を後退させる動きが出ているが、その期待を覆す内容となった。

 次回9月のFOMCでは0.50%ポイントの利上げが有力視されているが、0.75%の期待も急速に復活。CMEのFEDウォッチでは0.75%ポイント利上げの確率が前日の41%から53.5%に上昇。0.50%の確率(46.5%)よりも若干高くなっている。

 株式市場は発表直後に下げの反応を見せたものの、一時的な動きに留まった。米利上げについては、これまでの下げで相当程度織り込んでおり、むしろ、リセッション(景気後退)への警戒感のほうに関心が集まっている。その点はまだ今後の経済指標を確認したい意向も強いようだ。

 決算ではAMD<AMD>が前日引け後に第2四半期の決算を発表し、株価は下落。インテル<INTC>に対抗して市場シェアを拡大させてはいるものの、PC需要の急落を相殺できていない。データセンター部門は引き続き好調なものの、依然同社の最大の市場であるPC業界の低迷の影響から完全に免れているわけではないことが示された。?

 決済サービスのペイパル<PYPL>が大幅高。決算はアクティブ顧客アカウント数が予想を大きく下回るなど冴えない点も見られたが、新たに150億ドルの自社株買いを承認したことや、投資会社エリオットが同社株を20億ドル相当購入したことを明らかになったことが好感されている。

AMD<AMD> 96.14(-3.15 -3.17%)
ペイパル<PYPL> 99.01(+9.38 +10.46%)

アップル<AAPL> 164.79(+4.78 +2.99%)
マイクロソフト<MSFT> 279.90(+5.08 +1.85%)
アマゾン<AMZN> 138.28(+4.12 +3.07%)
アルファベットC<GOOG> 118.92(+3.02 +2.61%)
テスラ<TSLA> 914.32(+12.56 +1.39%)
メタ・プラットフォームズ<META> 168.61(+8.42 +5.26%)
AMD<AMD> 96.14(-3.15 -3.17%)
エヌビディア<NVDA> 185.18(-0.08 -0.04%)
ツイッター<TWTR> 41.09(+0.11 +0.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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