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ダウ平均は続落 ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中間の緊張の高まりへの懸念=米国株前半

NY株式2日(NY時間11:13)
ダウ平均   32592.75(-205.65 -0.63%)
ナスダック   12372.51(+3.53 +0.03%)
CME日経平均先物 27810(大証終比:+140 +0.50%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。ペロシ米下院議長の台湾到着を前に米中間の緊張が高まることへの懸念から下落して始まった。中国へのエクスポージャーが大きい半導体関連が下落しているほか、取引開始前に決算を発表したキャタピラー<CAT>が下落していることもダウ平均を圧迫。キャタピラーは売上高が予想を下回った。中国での建設活動の鈍化とロシアの操業停止がサプライチェーンの苦境に拍車をかけた。半導体機器メーカーは売上高の70%をアジアで占めているため、米中の対立は大きな問題との声も聞かれる。

 ダウ平均は一時375ドル安まで下落したものの、ペロシ米下院議長が無事に台湾に到着したことや、引き続き下値では値ごろ感の買い戻しが入っており下値がサポートされている。

 下期の株価上昇を見込む楽観的な見方の一方で、更なる下落を見込む声も依然として多い。楽観派からは、魅力的なバリュエーションのほか、投資家の弱気はピークが過ぎた可能性が高く、今後は悪いデータがましなデータと解釈される局面が増え、FRBのタカ派スタンスとインフレがピークに達したとの認識が広がっていると指摘。

 一方、慎重派からは、FRBによるタカ派からの転換期待でリセッション(景気後退)リスクを軽視するのは時期尚早。米国とEUの景気循環株の最価格設定を見ると、市場はより緩和的な金融政策スタンスへの期待から景気後退リスクをあまりにも軽く見過ぎており、安心し過ぎているような気がするとの指摘が出ている。

キャタピラー<CAT> 187.79(-7.08 -3.63%)

アップル<AAPL> 161.02(-0.50 -0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 274.62(-3.40 -1.22%)
アマゾン<AMZN> 135.62(+0.23 +0.17%)
アルファベットC<GOOG> 115.48(0.00 0.00%)
テスラ<TSLA> 913.03(+21.20 +2.38%)
メタ・プラットフォームズ<META> 160.52(+0.59 +0.37%)
AMD<AMD> 98.11(+1.33 +1.37%)
エヌビディア<NVDA> 184.14(-0.27 -0.15%)
ツイッター<TWTR> 41.08(+0.19 +0.45%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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