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今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観強まる


11日のドル・円は、東京市場では136円00銭から137円28銭まで上昇。欧米市場では136円78銭から137円75銭まで一段高となり、137円40銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に137円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないため、ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

11日のニューヨーク外為市場では、ユーロ安米ドル高が進行し、ユーロ・ドルは一時1.0034ドルまで下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)は欧州中央銀行(ECB)よりも金利引き上げに積極的であるとの見方が広がったことが、ユーロ安につながったようだ。ロシアとドイツを結ぶ主要パイプライン「ノルドストリーム1」での天然ガス供給が定期保守点検のため完全に停止したことも材料視されたようだ。点検期間は10日間の予定だが、一部の市場参加者は保守点検期間が過ぎてもガス供給が再開されない可能性があると警戒している。

市場参加者の間からは、「ユーロ安米ドル高が続いた場合、欧州中央銀行(ECB)は預金金利の引き上げを容易に進めることができる」との声が聞かれている。ただし、ユーロ圏経済の停滞は避けられない状況となっており、FRBが利上げを継続する計画を変えない場合、ユーロ・ドルは1ドルを下回る状態がしばらく続く可能性があるとの見方も出ている。

《FA》

 提供:フィスコ

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