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来週の為替相場見通し=米6月CPIなど注視

 来週の外国為替市場のドル円相場は、米6月消費者物価指数(CPI)の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=134円80~137円00銭。

 市場の関心は米金融政策に向かっており、特に今晩発表の米6月雇用統計と13日の米6月CPIが注目される。なかでも、関心が高いのは6月CPIだ。市場では5月の前年同月比8.6%上昇に対して、6月CPIは8.8%上昇との予想も出ている。また、来週は12日にドイツ7月ZEW景況感指数、14日に米6月生産者物価指数(PPI)、15日に米6月小売売上高、米7月ミシガン大学消費者マインド指数などが公表される。15日の中国4~6月国内総生産(GDP)なども関心を集めそうだ。なお、国内では10日に参院選が行われる。安倍元首相が銃撃され死去したことに対しては、「消化難の材料」(市場関係者)とみられている。




出所:MINKABU PRESS

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