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外為サマリー:一時1ドル135円30銭台に軟化、リスクオフの円買い強まる

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=135円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭強のドル安・円高となっている。

 今晩に6月の米雇用統計の発表を控え、朝方から持ち高調整のドル売り・円買いが出やすかった。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されるかたちで136円15銭まで強含む場面もあったが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると軟化。「奈良市内で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相が銃で襲撃された」ことが伝えられるとリスクオフの円買いが強まり、正午ごろには一時135円33銭まで値を下げた。その後は下げ渋る動きとなったものの、積極的な売買を手控える向きが多く戻りは鈍かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0160ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=137円82銭前後と同90銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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