タカトリは異彩の上昇波形成、3連騰で17年7カ月ぶりの上場来高値
タカトリ<6338>が異彩の上昇トレンドを形成、3連騰で一時149円高の1677円まで駆け上がり、約17年7カ月ぶり最高値となった。精密切断加工を行うマルチワイヤーソーを看板商品とする装置メーカーで、半導体業界向けで高水準の需要を獲得。特に、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景としたパワー半導体向けで引き合いが旺盛だ。今月初旬にシリコンカーバイド(SiC)材料用マルチワイヤーソーの大口受注を発表しているが、今後もニッチトップ企業として需要開拓が期待できる。22年9月期業績はトップラインが前期比23%増の80億円と大幅な伸びを見込み、増収効果を背景に営業利益は同36%増の5億3000万円と急拡大する見通し。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年11月17日 10時00分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年11月17日 10時00分