サーキュレーション---デジタルハリウッドとの提携開始を発表
サーキュレーション<7379>は23日、デジタルハリウッドとの業務提携を開始すると発表した。
同社によると、この取り組みは、企業におけるクリエイティブの課題解決に向けて支援する「FLEXY CREATORs」を提供するサーキュレーションと、IT関連・デジタル人材養成の教育機関を運営するデジタルハリウッドの提携。
具体的には、デジタルハリウッドが運営するサービス「LANCER UNIT」と業務提携し、同社がクライアント企業から受ける課題を要件定義の上でマッチング。デジタルハリウッドの知見を、全国のクリエイティブに課題を持つ企業に提供することで、課題解決の推進に繋るという。
背景には、2018年5月23日に特許庁から出された「デザイン経営宣言」があり、デザイン経営において必要とされる「高度デザイン人材」を「あるべき未来を構想し、事業課題を創造的に解決できる人材」と定義している。
同社は、狭義のデザインスキル保持者ではなく、デザインとビジネス、テクノロジーのスキルが結合した人材が必要であるため、需要に対して非常に少ないのが現状だとし、転職市場ではなかなか出会えない、デザイン経営に貢献できるような優秀なクリエイターがプロ人材として1人が同時に複数社で働くことで、企業は必要なノウハウをより獲得しやすくなるとしている。
同社はデジタルハリウッドとの提携を進めることで、企業の課題解決に取り組み、同社のビジョン「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」の実現に向けて推進していくとしている。
《ST》
提供:フィスコ